次期北海道総合開発計画(二〇〇八-一七年度)の北海道新幹線に関する記述について、国土交通省北海道局は「新函館-札幌」の区間名を新たに加えた修正案を四日の自民党北海道開発委員会に提示し、了承された。これを受けて同省は最終案の詰めの作業に入り、国土審議会での議論を経て五月初旬にも計画が閣議決定される見通しだ。
修正案では「整備計画区間である新函館-札幌間について所要の事業を進める」とした。自民党道開発委は「『実現』の文字が入っていない」としながらも、区間名が盛り込まれたことを評価。「これ以上、論議を長引かせては計画に支障が出る」(今津寛委員長)として受け入れた。
北海道新幹線の記述をめぐっては先月五日、自民党道開発委が北海道新幹線など未着工三区間の建設財源の見通しが立たない状況を受け、「北海道が取り残されないためにも、計画に札幌延伸の実現を明記すべきだ」と決議。文言が盛り込まれなければ、計画案を了承しないとしていた。
道総合開発計画は、三月末までに閣議決定する予定だったが、今回の記述問題で、最終案を検討する国土審議会が中断していた。計画の閣議決定が開始年次の〇八年度にずれ込む異例の事態となったが、国交省は「計画の進展に大きな影響は出ない」としている。
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