2008年3月19日水曜日

小麦粉2割値上げ 道内製粉2社 製パン業、転嫁検討

製粉道内大手の横山製粉(札幌)と江別製粉(江別)は十七日、外国産小麦を原料とした業務用小麦粉の卸値を四月末から二割前後値上げすることを明らかにした。小麦を主原料とするパン製造業者などは、値上げ分を商品価格に転嫁する方向で検討に入った。
 卸値は取引先ごとにさまざまだが、横山製粉の値上げ額はパン向けの強力粉で二十五キロ当たり五百六十五円、うどん向けの中力粉と菓子向けの薄力粉で同四百五十五円。江別製粉も強力粉で同五百七十円、中力粉と薄力粉で同四百六十円値上げする。横山製粉は四月二十五日から、江別製粉は同二十一日から実施する。
 政府が製粉業者に売り渡す小麦価格が三割引き上げられることに対応した措置で、日清製粉など国内大手も四月末の値上げを発表しており、二割前後の値上げが主流。横山、江別製粉ともに昨年十一月の値上げと比べ、引き上げ額は三倍以上になるが、国産を使った小麦粉価格は据え置く。
 二割前後の値上げが実施されれば、小麦粉を主原料とするパン、めん類、菓子などの商品価格の引き上げに直結する可能性は高い。パン製造道内最大手の日糧製パンは「数億円の負担増になり、時期などを見計らって値上げを検討したい」と話している。

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