地球温暖化につながる二酸化炭素(CO2)の排出量を抑制するため、札幌市は二○○八年度から、北電と北ガス、北洋銀行の三社と協力し、太陽光発電やペレットストーブなどの新エネルギー、省エネルギー機器を設置した個人、企業を対象に低金利の融資などを実施する「札幌・エネルギーecoプロジェクト」をスタートさせる。
産官が共同で新エネ・省エネ機器の普及促進を図るのは全国でも珍しい。《1》一般住宅の新築、リフォームで新エネ・省エネ機器を導入した場合に住宅ローンの金利を優遇し、購入・設置費用の一部を助成する《2》既設の一般住宅で新エネ・省エネ機器を設置する場合、費用を無利子で融資する《3》中小企業への無利子融資-の三本柱。このほか、普及拡大のためのPR活動も共同で実施する。
事業期間は一○年度までの三年間で、単年度融資枠は計十億円。市は○八年度、二億一千百万円を計上した。当面は四者合同だが、ほかの金融機関にもプロジェクト参加を要請する。
積雪寒冷地では新エネ・省エネ機器の設置費が割高になることもあり、市内では普及が遅れていた。市は一般住宅、企業を合わせて千件ほどの融資、補助を見込んでおり、年間約二千トンのCO2削減を期待する。市は「実効性のある融資、補助制度で新エネ・省エネ機器の普及を加速させたい」(新エネルギー政策課)と話している。
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