2008年1月29日火曜日

開幕GK争い白熱

【グアム(米国)27日佐藤元彦】札幌のグアム合宿は27日、午前と午後の2部練習を行った。開幕先発を争うGK陣はセービング練習などで気迫むき出しの動きを見せた。  昨季の主力GK高木は昨年末に腰の手術に踏み切り、合宿では別メニューでリハビリ中。開幕出場が絶望的とあって、残る佐藤、高原、富永の3人が3月8日の開幕戦出場を争う。  現在は体づくりに重点を置いている段階。本格的な主力争いは2月の熊本合宿となるが、3人とも開幕戦にピッチに立つことだけを見据えている。佐藤が「一つしかないポジション。いい緊張感がある」というように、皆が高い集中力で練習に臨んでいる。  抜群の運動能力を誇る佐藤、ミスが少なく安定感ある高原、体の大きさを生かしたダイナミックなプレーが持ち味の富永。赤池GKコーチは「それぞれに抜きんでたセールスポイントがある。開幕前の合宿で切磋琢磨(せっさたくま)して成長してほしい」と、激しいレギュラー争いを通じたGK陣のレベルアップに期待する。  昨季、佐藤はサブに甘んじ、リーグ戦出場はわずか1試合。高原はけがを繰り返し、途中加入の富永にとってはチャンスを見いだしにくいチーム状況だった。三人三様、悔しさを持つGK陣だが、今は横一線。それぞれが互いの頑張りに刺激を受けながら力を付けている。

2008年1月25日金曜日

東日本フェリー 室蘭-青森に高速船 5月めど 函館線から振り向け

【函館】東日本フェリー(函館、古閑信二社長)が、函館-青森間で運航している世界最大級の双胴型高速船(総トン数約一万トン)の一部の便を室蘭-青森間に振り向ける計画を持っていることが二十三日分かった。同社は二隻目の高速船「ナッチャンWorld(ワールド)」を導入する五月をめどに、実現したい考え。
 同社の親会社リベラホールディングス(広島県呉市)の山本憲治会長が北海道新聞の取材に答えた。同会長によると、二隻目の導入により函館-青森間で一日八往復の運航が可能になり、このうち青函航路の利用者が比較的少ない夜間に、室蘭-青森間で一往復程度を運航する計画。同航路では現在、在来船を一日一往復運航。片道の所要時間は六時間半-七時間かかるが、高速船の就航で三時間台に短縮できるという。
 室蘭-青森間で運航する高速船が、一隻目の「ナッチャンRera(レラ)」になるのか、「ナッチャンWorld」かは未定。
 山本会長は「室蘭は札幌にも近く、首都圏からの高速バスなどの利用も見込める」とするが、高速船の就航には、車両や旅客が乗り降りするための専用可動橋を室蘭港の岸壁に整備する必要があり、今後、室蘭側と協議する。

2008年1月18日金曜日

札幌・地下鉄内に白い粉 男性がまく? 宮の沢駅を一時閉鎖

十七日午前八時二十分ごろ、札幌市営地下鉄東西線の新さっぽろ駅発宮の沢駅行きの電車(七両編成)に乗っていた女性客が「車内で男が白い粉をまいた」と、下車した大通駅の職員に通報した。電車はそのまま宮の沢駅まで走行。市交通局などが同駅を一時閉鎖して車内にまかれていた粉を調べたところ、毒性はなかった。札幌西署によると、でんぷんのようなものとみられる。同署は威力業務妨害の疑いも視野に入れ、調べている。
 市交通局と同署によると、白い粉は二、三両目の連結部分に縦、横とも十センチほどの範囲でまかれていた。市交通局が女性客から聞いた話では、男性は袋に入っていた白い粉を手でまいていたという。午後一時現在、体調不良を訴える乗客は出ていない。
 市交通局は車両の点検作業のため、宮の沢駅構内を封鎖し、午前九時半過ぎから同十時四十五分まで琴似-宮の沢間の運転を中止。電車二十七本が運休、部分運休し、約三万人に影響が出た。
 宮の沢駅では、防毒マスクを持った道警のテロ対策部隊の隊員がホームに急行し、駅の出口付近は騒然とした雰囲気となった。
 病院に向かう途中だった中央区の女性乗客(72)は「何が起こったか分からず不安だった。人がたくさん利用する地下鉄で何かあったら恐ろしい」と話していた。

2008年1月13日日曜日

西谷、藤田が札幌でトークショー J1への意気込み熱く

コンサドーレの2008シーズンシート販売イベントが12日、サッポロファクトリーで行われた。トークショーには、J1でも活躍が期待されるMF西谷正也(29)とMF藤田征也(20)が参加。リラックスムードの中、サポーターに今季の目標を掲げた。  年明け一発目のファンサービス。詰め掛けたサポーターを前に、J1でも活躍が期待される中盤の西谷と藤田が08年の決意を語った。藤田は「(西谷)正さんたちベテランに頼るだけではなく、若手が中心になってやれるようになれれば」と話した。  14日に市内で成人式を迎えるだけに、大人の自覚が芽生えていた。今年は3年目のシーズン。さらに、しまふく寮で過ごすラストイヤー。「寮は快適だけど、そろそろ1人暮らしもしてみたい」。実生活でも独り立ちを思い描く。昨年6月の誕生日で20歳を迎え晴れて飲酒解禁となったが、「お酒は嫌いです」。下戸であることを告白。  西谷は昨年10月に痛めた左足首も順調に回復。今季はJ1残留へ左サイドの攻撃の要として大車輪の活躍が期待される。藤田とは対照的にこちらは一部ファンから「ビールさん」の愛称で親しまれるほどの左党だ。  親交のある横浜FCの三浦知良を引き合いに「カズさんのように“飲むときは飲む、やるときはやる”でいきたい」とキッパリ。今季は“おいしいお酒”のために全力で働く決意だ。

2008年1月9日水曜日

ガンダム酒場にようこそ 釧路

今から三十年近く前に登場し、一世を風靡(ふうび)したロボットアニメ「ガンダム」の巨大フィギュアが接客?するのは、釧路市内のショットバー「BAR C.E.70」(釧路市栄町二)だ。
 会社員だったガンダム好き二人が「自分たちが行きたい店を」と、昨年五月にオープンさせた。店の看板である二体のフィギュアは特注品で高さ百五十センチあり、二十万円と三十五万円。店内はDVDやプラモデルなどのガンダムグッズで埋め尽くされ、うわさを聞いて札幌から訪れる人もいるという。
 日本各地の焼酎や果実酒も取りそろえ、「ガンダムに関係なく、お酒が好きなお客さまもいらっしゃいます」。店内でくつろぐ女性二人は「ガンダムはよく知らないけど、お店全体がおもしろい」とグラスを傾けていた。同店(電)0154・24・6570

2008年1月5日土曜日

「優勝し和やかに」 梨田監督、札幌で交礼会に出席

日本ハムの梨田昌孝監督は4日、新年のあいさつに訪れた札幌市役所で「道民が3連覇を願うのは当然。1人ではできないので、みんなで力を合わせて向かいたい」と、選手とファンが一丸となったパ・リーグV3達成への強い意気込みを語った。  球団との契約では、1日に監督として正式就任。連覇をかけた今季を前に、「一人一人が責任感を持ってプレーすることが第一。ダルビッシュや稲葉だけに負担をかけるのではなく、全員で力を出し合って勝っていきたい」と、総合力で戦い抜く気構えを示した。  選手起用法については「それぞれが必ず持っている長所を引き出し、チャンスを与えることで人は頑張るし、励みにもなる。そういった部分でチーム内、球界全体を活性化させたい」と、新たなスター選手発掘にも力を注ぐ考えだ。  また、新戦力となる中田(大阪桐蔭高)に対し、「今年は思い通りにやったらいい。そして、この北海道のようにでっかくなってほしい」と期待を込めた。  続いて、同市中央区のホテルで開かれた道新グループの新年交礼会に出席し、乾杯のあいさつで「今年は、本当にチームに力が付いたのかどうかを試される時」と気を引き締めた。北海道文化放送から、今年のテーマを漢字1文字で表すことを求められると、「和」と色紙に記し、「優勝して、和やかにいきたい」と説明した梨田監督。新生ファイターズのかじを取る1年が幕を開けた。

2008年1月1日火曜日

道民向けのメタボ撃退策探る 北大 200人のデータ収集

道民の生活様式に適したメタボリック症候群(内臓脂肪症候群)対策を探ろうと、今年十二月までの二年間、同症候群や予備軍の札幌市民約二百人を対象にした研究「札幌ライフスタイルスタディ」が北大などで行われている。栄養指導や運動などの教育プログラムが、どの程度同症候群を改善させるか検証したデータは少なく、結果が注目される。
 研究は、北大大学院教育学研究院の河口明人教授らでつくる研究グループが、生活習慣の是正による同症候群の改善効果を検証しようと行っている。日本の基準では同症候群は腹囲が男性八十五センチ、女性が九十センチ以上で、高血糖や高血圧、高脂血症といった生活習慣病の危険因子が二つ以上ある状態を指す。
 ただ、これらの基準は、外国や道外の研究データを基に決められており、サンプル数も少ない。河口教授は「北海道は南日本にはない雪かきの生活習慣があり、食生活にも北海道と本州では違いがある」と指摘。今回の研究結果を分析し、国が新年度から始める同症候群対策の健診や保健指導の際、北海道ならではの効果的指導法を確立したい考えだ。
 研究の協力者は公募に応じた三十五歳以上七十歳未満の百九十四人で、女性が百二十七人、男性が六十七人。男性は腹囲八十五センチ、女性は同八十センチ以上などが条件。女性の場合、糖尿病や肥満の国際的な研究者団体が定めたアジア人女性を基準にした。その上で従来の生活を継続する「通常群」と、運動をしながら栄養指導、健康教育を受ける「介入群」に分け、体重や腹囲などにどのような変化が出てくるかを見る。
 介入群は現在、研究グループが毎月行う食生活や運動の講習会に参加し、魚や豆類を積極的に利用した食事の工夫や、家庭でできるストレッチなどの運動の仕方などを学んでいる。
 河口教授は「札幌に根ざした研究で得られた科学的で確実な健康情報を、多くの道民に生かしてもらいたい」と話している。