<ノルディック複合:全日本コンバインド>◇最終日◇23日◇名寄・健康の森クロスカントリーコース◇後半距離(成年15キロ、少年10キロ)
強い大斗が帰ってきた。日本複合のエース高橋大斗(27=土屋ホーム)が、2年連続5度目の優勝を果たした。22日の前半ジャンプを首位で折り返し、この日の後半距離でも43分39秒0のトップタイムをマーク。今年2月の大けがを乗り越え、今季の国内初戦で完全復活をアピールした。
ストックを両手で高々と掲げ、家族らが見守るゴールに笑顔で飛び込んだ。「いやー今日はスキーがよく滑った。思い描いていたレース展開と違って面白かった」と満面の笑みで振り返った。前半終了時点であった距離強者の2位小林範仁(東京美装)との12秒差を1分32秒3差に広げる圧勝劇で今季国内初戦を制した。
今年2月の世界選手権複合前半ジャンプで転倒。左肩骨折などの大けがから不屈の精神ではい上がった。家族の支えも大きかった。「例年の遠征帰りは暴飲暴食がたたり、68キロほどになる」という体重も、この日はほぼベストの62キロを維持。今年4月に誕生した長男大飛君を抱きながら応援に駆け付けた妻春菜さん(26)は「メロン以外、嫌いだった野菜もモリモリだし、何でも食べてくれます」と栄養管理などで支え続けた。
高橋は「家族の前で結果を出せたのはうれしい。だんだんいいジャンプが出ているし、走る方も速くなっていると思う。今日を足掛かりに総合優勝を目指して頑張ります」と30日からのW杯遠征に向け、気を引き締めた
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