2007年11月2日金曜日

キヤノン勝訴確定へ インクカートリッジ特許で

キヤノン(東京)のインクジェットプリンター用カートリッジをめぐり、リサイクル品の特許権侵害の有無が争われた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(横尾和子裁判長)は1日、判決期日を8日に指定した。  2審の結論を変更する際に必要な弁論を開かないため、特許侵害を認めてリサイクル品の輸入・販売の差し止めを命じた2審の知財高裁判決が維持され、キヤノンの逆転勝訴が確定する見込み。  リサイクル品による特許侵害をめぐり、最高裁の初の判断が示される。  知財高裁は「リサイクル品が絡む特許法の解釈について重要な論点がある」として、裁判官5人による大合議で審理した。大合議を経た訴訟の上告審判決は初めて。  問題となったのは使用済みのキヤノン製カートリッジ本体に穴を開け内部を洗浄し、他社製インクを注入した製品。東京の輸入会社「リサイクル・アシスト」が中国から仕入れ、国内で販売した。

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