2007年9月14日金曜日
函館男児傷害 男性二審も無罪 「被害者供述に疑問」 札幌高裁判決
交際中の女性の長男=当時(6つ)=にたばこを押し付けてやけどを負わせたとして、傷害罪に問われた渡島管内七飯町の元運転手男性(31)の控訴審判決公判が十三日、札幌高裁であった。矢村宏裁判長は「原判決に事実誤認はない」として、一審の無罪を支持し、検察側控訴を棄却した。 争点となった長男の傷あとについて、矢村裁判長は「たばこによるやけどの可能性が高い」と認定。一方、「男性にたばこの火を押し付けられた」とする長男の供述について、母親の供述と食い違うことなどから「重大な疑問点がある」と判断した。 男性は二○○五年八月から九月にかけ、交際中の函館市の女性宅で、長男にたばこの火を押し付け、計四カ所に一カ月のやけどを負わせたとして逮捕、起訴された。一審函館地裁は「犯罪の証明がない」として無罪を言い渡したが、検察側は事実誤認として控訴した。 判決を受け札幌高検の粂原研二次席検事は「主張が認められず極めて遺憾。上告理由の有無については今後検討する」とのコメントを出した。(北海道新聞 引用)
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