2007年7月17日火曜日

初の週末、候補は地方へ 参院選道選挙区

 参院選公示後初の週末となった十四日、道選挙区(改選数二)に立候補した八人は、全道各地で有権者に支持を訴えた。主要五候補は一斉に地方へと繰り出して、地域格差の問題や一次産業振興など、地域課題の解消に向けた取り組みを訴えた。
 共産党新人の畠山和也氏は十勝管内七市町村で街頭演説を行った。約百人が集まった帯広市の百貨店前で畠山氏が「大企業や富裕層を優遇し、改憲を目指す自民、公明政権を止められるのは、共産党だけだ」などと力説すると、聴衆からは「そうだ、そうだ」との声が上がった。
 無所属新人で民主、新党大地、国民新党が推薦する多原香里氏は、新党大地の鈴木宗男代表と根室管内から網走管内へ駆け抜けた。アイヌ民族の多原氏は、根室市の大型商業店舗前で支持者を前に「北方領土も先住民族はアイヌ民族。私が懸け橋となって日ロ交渉を進めたい」と訴えた。
 自民党現職の伊達忠一氏は十勝管内を回った。帯広市中心部の街頭演説では約二百人の支持者を前に「高橋はるみ知事の行財政改革を支えてきた」とこれまでの実績をアピール。「八人の候補の中で、農業の振興や北海道洞爺湖サミットなどの課題に取り組めるのは私だけ」と呼びかけた。
 社民党新人の浅野隆雄氏は、初めて札幌を出て、空知地方から地方回りを開始。JR岩見沢駅前では、白の半袖シャツ姿で選挙カーの横に立ち「食糧をはぐくむ役割を果たしている地域に、政治が光を当てなければならない」と演説。「期待感の高まりを感じている」と、手応えを強調した。
 民主党現職の小川勝也氏は、十勝、釧路両管内を遊説。十勝管内豊頃町の役場前では「経済効率だけを重視する政治はダメ。輸入より十勝で作った農産物を優先すべきだ」と強調。釧路市では「水産基地・釧路の復活は私の大きな政治課題」などと、地場産業振興の訴えに力を込めた。

(北海道新聞より引用)

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